規則正しい生活は犬にとってストレス大!?意外な原因と解消法まとめ

犬の悩み

毎日決まった時間に散歩やご飯をあげたり

お手入れをしているのに

愛犬がストレスを感じている様子があると

なぜなんだろう?と飼い主さんは

困ってしまうこともあるでしょう。

 

しかし実は毎日規則正しい生活を送ったり、

良かれと思ってやった意外なことが

犬にとってはストレスになってしまうことがあるんです。

 

そこで今回は

  • 一般的に犬がストレスを感じる原因と対策
  • 意外なストレスの原因と対策
  • レベル別!犬のストレス行動

について詳しくみてみましょう。

 

一般的に犬がストレスを感じる原因

まずは、一般的に犬がストレスを感じる

原因について見てみましょう。

 

運動不足

多くの犬がストレスを感じる原因と

なっているのが運動不足

 

毎日散歩に行くだけでも、運動不足は解消することができます。

 

しかし、

  • その散歩の時間が短かい
  • ドッグランなど思い切って走ることができない
  • そうした場所に連れて行ってもらえない

などが、運動不足に繋がり、

さらには犬のストレスになってしまうのです。

 

 

毎日お仕事をされていたり、

育児をしたりしていると十分に散歩に

行くことができないこともあると思います。

 

仕方のないことではありますが、

犬もストレスを感じてしまいますので、

できるだけ散歩などにも出かけるようにして、

運動不足を解消してあげましょう。

 

長時間の留守番

運動不足だけでなく、長時間の留守番

犬のストレスになってしまいます。

 

 

犬は基本的には寂しがり屋な動物ですので、

ちょっと留守番をするだけでも、

大きなストレスを感じることがあります。

 

これが長時間になれば、

犬にとっては耐えがたい時間です。

 

 

どうしても長時間の留守番が多いということであれば、

休みの日や犬と一緒に過ごせる日は

思い切って犬と遊んであげましょう。

 

スキンシップ不足

犬は飼い主さんが大好き!

 

そんな飼い主さんとのスキンシップは、

犬にとって至福の時であります。

 

頭をなでてあげたり、マッサージを

したりすると犬は喜んでくれます。

 

 

そんな大好きな飼い主さんが触れてくれないとなると、

犬は不安にもなりますし、ストレスも感じてしまいます。

 

時間がある時には、犬とべったりな

甘えさせてあげる時間も

作ってあげるようにしましょう。

 

犬の意外なストレスの原因と対処法①規則正しい生活

飼い主さんが愛犬のために良かれと思って

やっていることが、犬にとっては

ストレスの原因となっていることがあるんです。

 

その意外なストレスの原因と、

対処法を詳しくみていきましょう。

 

 

意外なストレスの原因1つ目は、規則正しい生活です。

 

人間にとっては健康のためにも良いとされている

規則正しい生活ですが、

犬にとっては、ストレスの原因となってしまうことがあるのです。

 

 

人間の生活に合わせて、毎日決まった時間に

ご飯を食べる、散歩に行くなど

している飼い主さんも多いのではないでしょうか。

 

しかし毎日決まった時間にお世話をしていると、

万が一その時間にご飯を食べる、

散歩に行くなどができなくなってしまった時に、

犬に大きなストレスを

与えてしまうことがあります。

 

 

毎日同じ生活をしていれば、

犬にも生活リズムが身につきます。

 

そのため、いつもの時間になってもご飯が食べられない、

散歩に行けないとなると、

犬がおねだりをして吠えるようになったり、

困った行動に繋がることにもなります。

 

犬のお世話はランダムに

犬が規則的な生活にストレスを感じないためにも、

犬のお世話の時間はランダムにしてみましょう。

 

 

例えば、朝ご飯を6時に与えたとします。

 

そしたら、翌日はご飯の時間を8時にするなど、

ランダムにお世話をしてみましょう。

 

 

こうすることで犬が先読みをすることが

できなくなりますので、

犬がストレスを感じにくくなるでしょう。

 

犬の意外なストレスの原因と対処法②お手入れを一度に全部やってしまう

犬の意外なストレスの原因の2つ目は、

お手入れを1度に全部やってしまうということです。

 

 

犬は猫とは違って、自分で自分の身体を

清潔にすることができません。

 

そのため、定期的に飼い主さんが

シャンプーをしたりしなければなりません。

 

また、爪切りなどのケアも飼い主さんは

定期的にしてあげなければなりません。

 

 

大切なケアにはなるのですが、

これらのお手入れが苦手な犬もいます。

 

お手入れを嫌がる犬のことを考えて、

1度に全部済ませてしまおうと

する飼い主さんも多くいます。

 

 

しかし、1度に全部済ませようとすれば、

それだけお手入れの時間がかかります

 

犬にとっては、嫌な時間が長引くことになりますので、

強いストレスを

感じてしまう可能性があるのです。

 

 

強いストレスを感じることで、

犬がさらにお手入れが嫌いになってしまう

ということも考えられます。

 

それでは悪循環となってしまう可能性もありますので、

注意しなければなりません。

 

お手入れが苦手な犬は1日1種類まで

お手入れが苦手という犬の場合は、

1日に行うお手入れは1種類までに

するのがおすすめです。

 

1回のお手入れの時間を短くすることで、

犬もストレスを感じにくくなります。

 

 

また、しっかりとお手入れができたら、

『よく頑張ったね』とたくさん褒めてあげることで、

犬のお手入れ嫌いも少し改善されるかもしれません。

 

また、お手入れが苦手な場合には、

まず道具などに慣れる練習から

始めてみましょう。

 

道具に慣れることで、より

嫌がらなくなることもあるでしょう。

 

犬の意外なストレスの原因と対処法③いい子で待ったらおすそ分け

犬の意外なストレスの原因3つ目は、

気まぐれに人間の食べ物をおすそ分けすることです。

 

 

可愛い愛犬が食べ物をねだってきたり、

健気にいい子で待てをしていたら、

ついつい自分の食べている物をおすそ分けしてしまう

という飼い主さんも多いのではないでしょうか。

 

犬は飼い主さんに忠実ですので、

ご褒美をもらえるまで、健気に

待ち続けることができるでしょう。

 

 

しかし、食べ物を目の前にして、

ずっと待ち続けるという行為は、

犬にとっては大きなストレスに

なっていることがあります。

 

また、1度おすそ分けをしてしまうと、

次からも何度もおねだりをするようになったり、

『待っていればもらえる』と思ってしまうので

飼い主さんにとっても犬にとっても

ストレスになってしまうでしょう。

 

 

そして基本的には、人間の食べ物は

与えない方が良いとされています。

 

肉や肉のゆで汁、野菜などをエサに混ぜてあげる分には

問題ないとされていますが、

中には、タマネギなどのネギ類やチョコレートなど

犬が食べてはいけない食材もあります。

 

 

気を付けていても、自分が食べている物の中にこういった食材が

含まれている可能性もあります。

 

人間の物を食べすぎたり、食べてはいけない物を食べることは

犬の体調不良の原因になることもありますので

人間の食べ物を与えるのは極力避けた方が良いでしょう。

 

 

人の食べ物は極力見せない!あげない

犬のおねだりを防ぐためにも、

できるだけ人の食べ物は見せないように

するのがベストです。

 

 

人が食事をする時には、クレートやケージの中に

いれておくと良いでしょう。

 

犬にあげてはいけない食べ物を与えないというのは基本ですが、

犬は床に落ちたたべこぼしを食べてしまう可能性もありますので

人が食事をする時には、人の食べ物を見せないようにしましょう。

 

 

更には、人が食事を終え後は、

食べこぼしなどをキレイに掃除してから、

犬をクレートやケージから

出してあげるようにすると安心です。

 

犬の意外なストレスの原因と対処法④毎日欠かさずお散歩

犬の意外なストレスの原因4つ目は、

毎日欠かさずお散歩をすることです。

 

 

お散歩というのは多くの犬にとっては、

  • 運動をする時間
  • 気分転換をする時間
  • 友達と会う大切な時間

になります。

 

しかし、必ずしもすべての犬がそうであるとは限りません

 

 

例えば、あまりにも雨や風が強すぎる日や、

夏であれば猛暑日、冬であれば寒さが厳しい日のお散歩は

犬によっては、ストレスになることがあるのです。

 

 

また、犬の性格によっては

他の犬と交流が苦手だったり、恐怖を

感じてしまう犬もいます。

 

その場合は、外を歩くだけでも

ストレスを感じている可能性もあります。

 

犬の性格、様子をよく見てあげよう

一般的に犬はお散歩が大好きです。

 

しかし、犬にも性格があり、犬それぞれ個体差があります。

 

 

例えば、晴れていて穏やかな陽気であっても、

犬が散歩を嫌がるようであれば、

天気は関係なく他の犬との交流が嫌で

お散歩を嫌がっているのかもしれません。

 

犬の性格や様子をよく見てあげることが大切です。

 

悪天候の日は無理なお散歩はしない

多くの犬にとって、散歩はストレス発散になります。

 

しかし、あまりに風が強すぎる、

雨が強すぎるなど、あまりにも

天気が悪い日であれば、

犬も散歩を嫌がることがあります。

 

そんな時には、無理やり愛犬を散歩させる必要はありません

 

 

様子を見て、家の中でおもちゃを使って遊んだりしながら、

犬のストレスを解消してあげると良いでしょう。

 

犬が軽度のストレスで見せる行動

犬がストレスを感じる意外な原因がわかったところで、

犬がストレスで見せる行動についてみていきましょう。

 

ストレスを感じた時に見せる行動を覚えていれば、

今ストレスを感じているなという時に、

正しく対処することができるでしょう。

 

まずは、軽度のストレスで見せる犬の行動をご紹介します。

 

鼻を舐める、呼吸が荒くなる

犬が食後や水を飲んだ後ではないのに、

鼻をしきりに舐めている

 

運動をした後でもなく、

部屋の温度なども快適なのにも関わらず

犬の呼吸がハアハアと早くて荒い

 

 

こういった時には、犬が不安を感じていたり、

緊張していることが多くあります。

 

動作の途中で止まる、前足を上げて止まる

何かの動作をしている途中で、

凍り付いたようにピタリと犬の動きが

止まることがあります。

 

また、歩いている途中で

前足を上げたままで動きが止まるという犬も

多くいます。

 

この行動も犬が緊張していたり、

恐怖を感じたりした時に見せる行動です。

 

目をそらす、身体をかく

犬にも感情があり、嫌いな相手と関わりたくない

という時があります。

 

そんな時には、犬も人間と同じように

相手から目をそらすという行動が見られます。

 

 

また、

  • 犬が身体をかく仕草
  • プルプルとする仕草

を見せた時には、不安や緊張しているのをどうにかして

落ち着かせようとしていることが多くあります。

 

犬が中度のストレスで見せる行動

続いて犬が中度のストレスを感じている時に

見せる行動を紹介していきます。

 

中度のストレスを感じている状態の行動は、

その後の問題行動に

繋がることもあります。

 

様子を見ながら、飼い主さんは対処する必要もあります。

 

うなる

犬は自分にとって嫌なことをされている時には、

うなることがあります。

 

うなるという行動は、

吠える、噛むの一歩手前の行動

となりますので、危険です。

 

飼い主さんは様子を見て、

ストレスの原因を取り除いてあげる必要が

あるでしょう。

 

吠える、噛む

吠える、噛むなどの行動は、

  • どうしようもない警戒心
  • 恐怖心を感じている
  • 嫌なことを強要されたとき

に見られます。

 

警戒心が限界に達すると自分を守るため

何の前触れもなく突然噛み付く

などのこともありますので注意しなければなりません。

 

逃げていなくなる

犬はストレスに耐え切れなくなると、

その場所から逃げ出そうとすることがあります。

 

また、人の後ろや物陰に隠れるということが

増える場合もあります。

 

犬が高度のストレスで見せる行動

犬は重度のストレスを感じると、

精神的にも身体にも支障が出ます。

 

下記のような行動が見られる場合には、

すぐにかかりつけの動物病院で診察してもらい、

獣医師に相談してみましょう。

 

脱毛・血尿が出る

犬が強いストレスを感じると、

  • 毛が抜ける
  • 突然血が混ざったおしっこをする

などが発生することがあります。

 

しかし、これらの症状はストレスだけでなく、

病気の可能性も考えられるため、

すぐにかかりつけの動物病院で診察を受けましょう。

 

足や身体を執拗に舐める

犬は溜まったストレスを発散する方法がわからない場合、

  • 自分の足や身体を執拗に舐める
  • 中には尻尾を噛んだりする

という犬もいます。

 

皮膚が剥けて、赤くただれるまで執拗に舐め続ける

こともあります。

 

 

このような状態になる前に、

飼い主さんはストレスを取り除いてあげるか、

動物病院で診察を受けるようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

飼い主さんは、自分の思いだけで

犬のお世話をするのではなく、

愛犬の様子を見ながらお世話をする

ということも大切です。

 

ぜひ、ストレスなく生活できるように

愛犬を見てあげて下さいね!

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